工事内容

耐火被覆工事

耐火被覆とは、鉄骨造の骨組みを火災の熱から耐火性・断熱性の高い材料で鉄骨造の骨組み(梁・柱）を被覆することです。
建築基準法上、鉄骨造は、一定基準の耐火被覆をすることで耐火構造とみなされます。
鉄骨造の建物に火災が生じた際に、火災が鎮火するまでの建物の倒壊を防ぐ為、建物を熱から守らなければなりません。
火災時における人命の保護、建築物の安全確保と極めて重要な役割・使命があります。
弊社の工事としては、耐火材吹付(半乾式）、巻き付けを取り扱っております。

吹き付け耐火被覆工事

ロックウールをブローで空気圧送するとともに、これとは別にセメントをスラリー化してポンプ圧送し、専用ガン先において、両者を混合一体化して吹付けます。この工法は、高所圧送が可能で、大規模現場でその能力をいかんなく発揮します。

吹き付け耐火被覆工事の特徴

  • 軽量かつ断熱性が大きい
  • 材質の経年劣化が少ない
  • 下地の形状を問わず、迅速な現場施工が可能、かつ継ぎ目のない仕上がり

巻き付け耐火被覆工事

高耐熱ロックウール、不織布から成る耐火被覆材を鉄骨に巻き付け、ピンでとめるだけの簡便な工法を実現、工場製品による安定した品質と、発塵がほとんどなく、軽量ですぐれた施工性を特徴としています。

巻き付け耐火被覆工事の特徴

  • 軽量かつ断熱性が大きい
  • 材質の経年劣化が少ない
  • 下地の形状を問わず、迅速な現場施工が可能、かつ継ぎ目のない仕上がり

断熱工事

断熱工事とは、建物の室内温熱環境が外部の影響を受けにくくするための工事です。
建物の外壁・天井・床など、外部に面する部分に断熱加工を施します。
当社では、耐火被覆材を用いた断熱工事をメインに、発砲ウレタンを用いた断熱工事にも柔軟に対応いたします。

ラス工事

当社では、耐火・耐震に優れた無溶接工法を採用した耐火被覆下地工事（ラス工事）、モルタル下地工事にも柔軟に対応いたします。

耐火被覆下地工事

  • 合成耐火下地のラス張り
  • 区画処理工事
  • 垂壁等の吹き付け下地ラス張り

モルタル下地工事

  • 外壁等のモルタル下地のラス張り
  • 胴縁取り付け
  • 各種防水シート張り付け
  • 垂壁等の吹き付け下地ラス張り